JA滋賀中央会では令和４年３月８日に、県内JAの営農指導担当職員を対象とした「令和３年度 JA営農指導担当職員研修集会」を近江八幡市内のホテルで開催しました。
　同集会は「農業者の所得向上」と「農業生産の拡大」をめざし、各JAの営農指導員の代表が日頃の活動実績を発表し相互研鑽を図るために毎年開催しており、本年度は53人の職員が参加しました。
　最優秀のJA滋賀中央会長賞には、JAグリーン近江の髙畑和司さん「儲かる日野菜栽培を目指して　～作付面積10haへの挑戦！～」が選ばれ、優秀賞が４JAの発表者に贈られました。
　髙畑さんは、日野菜栽培における農業所得向上を目指し、土づくりによる収量向上、機械作業の導入による省力化、市場出荷を始めとする販路拡大など複合的な取組みによる産地の活性化により、栽培面積、生産者が増加していることについて発表を行いました。
　髙畑さんの発表に対して、審査委員長の県農業技術振興センター農業革新支援部の木村和彦部長からは「日野菜ブランドの向上に対する熱意が伝わり、現状分析や課題の検討もしっかりできていた。営農指導員が地域農業の活性化に寄与していることが実感できた」との講評がありました。

　優秀賞受賞者は次のとおりです。
　瀬津公平さん（JAレーク滋賀）、山崎遥加さん（JA湖東）、大野知成さん（JA東びわこ）、秋野裕之さん（JA北びわこ）